[2024年6月以降の担当医変更に関する重要なお知らせ]
2024年5月20日
2024年6月3日月曜日より、副院長診察は当面の間休診とさせていただきます。
副院長休み中の担当医は下記の通りとなりますので、宜しくお願い致します。
医師紹介ページにも掲載予定です。
月 | 水 | 金 | 土 | ||
午前 | 診療時間 | 9:00~11:30
※9:00〜検査開始、9:30〜診察開始 |
9:00~11:30 | ||
担当医 | 光武医師 | 龍方医師or光武医師* | |||
午後 | 診療時間 | 13:30~17:00 | 14:30~18:00 | 休診 | |
担当医 | 光武医師 | 龍方医師 |
◎変更点は赤字で示しております
*土曜日の担当医は週によって変わりますので、ホームページまたはお電話でご確認ください
[診療時間・担当医変更に関する重要なお知らせ]
2024年2月22日
また、4月15日(月)より新しい先生をお迎えし、
(新しい先生のプロフィールは医師紹介ページをご覧ください)
4月以降の診療時間は下記の通りとなります。曜日によって異なりますので、ご注意ください。
※担当医は月によって変わりますので、ご来院前にホームページやお電話にてご確認ください。
月 | 水 | 金 | 土 | ||
午前 | 診療時間 | 9:00~11:30
※9:00〜検査開始、9:30〜診察開始 |
9:00~11:30 | ||
担当医 | 4/15(月)より、光武医師 | 副院長or龍方医師* | |||
午後 | 診療時間 | 13:30~17:00 | 14:30~18:00 | 休診 | |
担当医 | 副院長 | 龍方医師 |
◎変更点は赤字で示しております
*土曜日の担当医は週によって変わりますので、ホームページまたはお電話でご確認ください
今回の変更により、
また、急なお知らせとなり誠に申し訳ございません。
ご理解のほど何卒お願い申し上げます。
湘南眼科医院
[硝子体手術について]
2024年1月23日
硝子体手術とは、眼の中の硝子体というゼリー状の組織を除去して、網膜硝子体の病気を治す手術です。
適応疾患は、黄斑円孔、黄斑上膜(網膜前膜などとも言います)、硝子体出血、糖尿病網膜症、網膜剥離、水晶体脱臼、人工レンズ脱臼、黄斑下出血など多岐にわたります。
手術方法としては、まずベッドに仰向けになっていただき点眼麻酔をした後、まぶたと眼の表面を洗浄し、清潔な布を顔にかぶせます。
麻酔はテノン下球後麻酔という方法をとっています。局所麻酔で眼球運動が抑制され、また暗く見えるようになるので、眼がキョロキョロと動いてしまったり、手術中に見えて怖いということはありません。
白内障がある方は白内障手術を10分程度で施行し(若い方などでは行わないこともあります)、硝子体手術に移ります。
硝子体手術では、器具の出し入れをするための小さな孔(0.4〜0.5mm程度)を3~4か所白眼に開けます。
そして、硝子体を細いカッターで切りながら吸引除去します。途中、虹彩裏側の死角になる部分を処理するため、眼球を外側から内側に圧迫します。その際に少し痛みを感じられる方もいますが、痛みがある場合は麻酔を追加します。
その後の手術内容は疾患により異なります。
黄斑円孔や黄斑上膜では、細いピンセットのような器具で膜を除去します。網膜剥離や糖尿病網膜症などではレーザー照射を行います。
硝子体切除後の眼球内部は、液体や空気、ガス、シリコーンオイルで置換して手術は終了となります。
黄斑円孔や網膜剥離では、網膜をしっかりとくっつける必要がありますので、ガスを注入します。網膜にガスがよくあたるよう術後はうつむき姿勢を保っていただきます。ガスは2週間ほどでなくなります。
難治性の網膜剥離など特殊な症例では、シリコーンオイルを眼の中に入れて終わることもあります。シリコーンオイルは自然吸収されませんので、1か月程度で抜去するために再度手術が必要になります。
手術時間は疾患とその重症度により異なりますが、30分から90分程度です。
当院では、術後合併症を防ぐため、硝子体をなるべく残さないように丁寧な方法で硝子体を除去しています。
緊急手術が必要だが対処できない場合や、全身麻酔が必要な場合には、信頼のおける大学病院を紹介させて頂きます。
※日本眼科学会のホームページにも一般向けの説明が載っていますので、各疾患の詳しい説明は下記をご参考にしてください。
黄斑円孔
https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=41
黄斑上膜
https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=42
糖尿病網膜症
https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=49
網膜剥離
[緑内障について]
2023年8月9日
緑内障は、「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である。」と定義されています。難しい表現ですので簡単に説明したいと思います。
眼の奥にある網膜には元々120万本程度の神経線維があり、それらが視神経乳頭から眼外に1本の束(=視神経)となって出ていき、脳に到達します。物を見て光が眼の中に入ってくると、網膜の視細胞で光を感じ、その電気信号が神経線維を通って脳まで伝達され、見えたと認識されます。
この重要な神経線維が死んでしまい、その部位に対応した視野が欠損してしまうのが緑内障です。神経は基本的には再生をしないので、一度欠けた視野は元には戻りません。そのため、緑内障は早期に発見し、早期に進行予防をすることが重要になります。
緑内障は眼圧が上がる病気という認識が強いと思います。そのようなものも含まれますが、一番多いのは眼圧が正常にも関わらず起こる「正常眼圧緑内障」 です。
他に、水の通り道である隅角が狭くなって眼圧が上昇し生じる閉塞隅角緑内障、隅角が開いているのにその先の水の通り道に流出抵抗があるものなど、様々な病態があります。
治療は、眼圧を下げる(正常眼圧緑内障においても)ということが第一です。
まずは点眼薬で眼圧を下げます。水の通り道である隅角にレーザーをあてて水の通りをよくする治療もあります(選択的レーザー線維柱帯形成術)。
閉塞隅角緑内障で白内障手術により隅角が広がり眼圧が下がることが予想されれば、白内障手術を行います。
隅角が開いているけれども眼圧が高い場合には、白内障手術をする際に隅角の線維柱体という部位を切って眼圧を下げることもあります(線維柱体切開術)。
上記方法でどうしても眼圧が下がらない場合には、線維柱体切除術という方法やインプラントという器具を用いて眼の中の水を眼外へ流すという手術もあります。
どのような治療が必要かは、患者さん一人一人違うために、検査結果を説明した上で一緒に選択していくこととなります。
当院では、点眼加療、選択的レーザー線維柱帯形成術、線維柱体切開術を行います。
線維柱体切除術は基本的に大学病院への紹介となりますが、ご高齢でどうしても通えないなどの際には当院で行うこともできます。
※より深く理解されたい方には、日本緑内障学会のホームページに一般向けの動画なども公開されているのでご参考にしてください。
https://www.ryokunaisho.jp/
[白内障手術について]
2023年6月13日
白内障は、元々透明であった水晶体が加齢などにより濁ることにより起こります。光が眼の奥に届かず、視力が落ちる、霞む、まぶしいといった症状が出ます。
水晶体は嚢という透明な袋で覆われています。
手術では、袋の前側に丸い穴をあけて中の濁った部分を超音波で破砕し吸引除去します。
残った透明な袋の中に直径6mmのアクリル製レンズを入れます。
手術は局所麻酔で行い、角膜の周辺部に2.4mmという小さな傷を作って行います。
手術時間は10分前後です。
・白内障難症例について
人は容姿などが一人一人違うように、白内障についても様々です。なかには水晶体の中身が非常に硬い、水晶体を支える組織(チン小帯)が元々切れているなど、白内障手術が難しい方もいます。
水晶体が硬くても最新の機械ではほぼ全症例超音波で破砕することでできますが、ごくまれにそれで破砕できない場合があります。その際には昔ながらのやり方で、傷を大きく開けて水晶体を取り出すことを選択することもあります(嚢外摘出術)。
水晶体を支える組織が弱い場合など、水晶体が眼の奥の方に落ちることがあります。その際には硝子体手術をすることになり、手術時間が40分~1時間程度になることがあります。どの方法にせよ安全に人工レンズを眼内に固定することができます。
・眼内レンズについて
眼内に入れるレンズは基本的に、これまで長く使われてきて定評のある単焦点レンズを用います。元々裸眼で遠くが見える方には裸眼で遠くに、元々近視の方には裸眼で手元にピントを合わせることが多いです。遠くにあわせた場合には手元用の眼鏡、近くにあわせた場合には遠く用の眼鏡を術後に使って頂きます。
最近多焦点レンズというものが各社から発売されてきています。多焦点レンズは術後なるべく眼鏡装用に頼らず生活したいと希望する方に対して使用するものです。手術方法は単焦点、多焦点レンズどちらでも同じです。
ただ多焦点レンズは、見え方の質は落ちる、夜間運転時などにギラつきやぼやけるといった症状が強く出る、健康保険が効かない、といったデメリットがあります。色々な製品が出てきていますが、デメリットを完全に克服するものは未だ出ていません。多焦点レンズを入れた後にどうしても見えづらい場合は、入れ替えの手術も比較的安全に行うことができますが、場合によっては硝子体手術が必要になります。
見え方は落ちてもよいからどうしても眼鏡はかけたくない、お金がかかってもよい、という場合のみ多焦点レンズの適応になります。デメリットを無視してメリットだけから積極的に勧めるものではありません。
※詳しくは日本眼科学会のホームページに詳しく書いてありますのでご参考にしてください。
https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/news/m_499_2.pdf
[当院の新型コロナウイルス感染対策]
2021年4月19日
①患者様来院時のアルコール消毒、検温
体調の優れない方、検温で37.5度以上の発熱のみられる方の受診はご遠慮いただいております。
②空気清浄機設置、換気
待合室や検査室、診察室には空気清浄機を設置しております。
また、自動ドア・窓を開け、換気を十分に行っております。
③密を避けるため、入口外にもソファを設置
混雑時の密を防ぐため、入口の外にもソファを設置しましたのでご利用ください。
④診療台・検査機器・椅子・荷物置きの消毒
患者様の顔に直接触れる機器や器具に関しては、以前より患者様ごとの消毒をしておりましたが、より一層徹底しております。椅子や荷物置きに関しても消毒を行っております。
⑤受付・診察台に透明シールドを設置
飛沫感染対策予防として取り入れております。
また、スタッフは体調管理、マスク着用、検査・診療ごとの手指消毒を徹底しております。
患者様に少しでも安心して受診いただけるよう努力しております。
[ホームページをリニューアルしました]
2020年12月2日
ご覧いただきましてありがとうございます。
本日、ホームページをリニューアルいたしました。
医院からのお知らせや目の健康に役立つ情報などを発信してまいります。
みなさんどうぞよろしくお願いいたします。